お子さんにこんな症状はありませんか?

親御さんへ

~お子さんの症状に気づいていますか~

子供は自分の症状についてなかなかアピールしてくれませよね。
だからこそ親御さんが日頃から気にかけてあげること
それが病気の早期発見につながるのです。
家事や育児で忙しい毎日が続くと見逃しがちになっていまいますが、
お子さんの変化に気づくことが出来る環境づくりを心がけましょう。

母と子

お子さんの、このような様子に注意してください

呼んでも反応が鈍い、テレビの音を大きくする
痛みはなく、耳が徐々に聞こえにくくなってきていることがあります。
滲出性中耳炎や耳垢栓塞が疑われます。
風邪の症状が治まったあとも
6歳くらいまでのお子さんは、かぜをひくと中耳炎も発症することが多いです。これは、大人に比べて、鼻の奥と耳の奥をつないでいる管が太く短いなど、菌やウイルスが鼻から耳へ侵入しやすいことによります。
急性中耳炎は痛みを伴いますので、お子さんも「耳が痛い」と訴えてくれますが、痛みの訴えはほとんどの場合、最初の一日だけです。「痛い」と言わないから治った?のではありません。
かぜの症状が治まり耳の痛みがなくなっても、中耳炎が完治するまでにはもう少し日数がかかります。
乳児では、機嫌が悪かったり、夜泣きが多い、熱が下がらないような時も中耳炎の可能性があります。
鼻詰まりや咳が出る状態が長く続いている
鼻水、鼻詰まり、咳といったかぜのような症状が1週間~10日以上続くようなときは、副鼻腔炎が疑われます。
どろっとした黄色い鼻汁が出たり、鼻詰まりから、ボーっとしている、口で呼吸をするなどの様子に注意しましょう。鼻汁がのどに流れると咳の原因にもなります。
鼻や耳を気にする、手をあてる・機嫌が悪い
子どもさんはふざけて耳や鼻へ異物を入れてしまうことがあります。2~3歳のお子さんに多く見られます。
おもちゃのかけら・植物の種・豆・ティッシュの切れ端・ビーズなどなど。
鼻の場合は、濃い鼻汁や、異臭によって親御さんが気づきやすい場合もありますが、耳はほとんど臭うことがありません。